2年生「大根の収穫」
2025年12月4日 11時34分2年生の子どもたちは、生活科「野菜を育てよう」の学習で、夏野菜に続いて、大根とじゃがいもを育てました。
今日は待ちに待った大根の収穫の日でした。畑に並んだ大根を見て、「どれが大きいかな。」「ちゃんと抜けるかな。」と、子どもたちは朝からわくわくした表情を浮かべていました。
収穫が始まると、子どもたちは大根をしっかりつかんで力いっぱい引き抜きました。土から白い大根が「スポッ」と抜けた瞬間、「とれた!」「大きすぎるよ!」という歓声があちらこちらで上がりました。自分の大根を友達に見せながら、「思ったより重いよ。」「足が生えているみたい!」と、気付いたことを楽しそうに話す姿がとても印象的でした。
子どもたちは、これまで毎日の水やりや草取り、葉の変化の観察などを続けてきました。小さな種だった大根が、太く、長く、生き生きと育った様子を目の前にして、「がんばって育ててよかった。」「大切にすると野菜も応えてくれるんだね。」と、成長の不思議さや命あるものに関わる喜びを実感しているようでした。
今回の活動を通して、子どもたちは野菜が育つ条件や、世話をすることの大切さに気付き、自分たちの手で育てる楽しさと達成感を味わうことができました。また、友達と協力しながら作業を進めたり、発見したことを伝え合ったりする中で、学びがぐっと広がっている様子が見られました。
畑には、まだジャガイモが元気よく育っています。これからも観察やお世話を続けながら、収穫の日を楽しみにしていきます。今後の活動を通して、子どもたちが自然や身近な生活への興味をさらに深めていくことを期待しています。